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2019年9月22日に日本人として初めて国連難民高等弁務官や国際協力機構(JICA)理事長を務めた
緒方貞子(おがたさだこ)さんがお亡くなりになりました。92歳でした。
緒方貞子と聞いて一体この人はどうゆう人?と思う方もいらっしゃるかと思いますので緒方貞子さんの経歴や名言集、本のまとめについても書いてみたいと思います。
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緒方貞子さんのプロフィール

引用元:UNHCR公式サイト
●氏名:緒方 貞子(おがた さだこ)
●生年月日:1927年9月16日(92歳)
●出身地:東京都東京市麻布区(現在の東京都港区麻市)
●職業:国際学者、上智大学名誉教授
曽祖父は犬養殻元首相で、緒方貞子のお名前「貞子」は犬養殻元首相が付けられたそうです。

引用元:国立国会図書館
幼少期は外交官だった父の影響で、米国(サンフランシスコ、ポートランド)や中国(福州、広東、香港)で育ちました。
幼少期は海外で過ごされていたようですね。
緒方貞子さんの経歴
・聖心女子大学
・ジョージタウン大学(国際関係論修士号取得)
・カルフォルニア大学バークレー校(政治学博士号を取得)
・国際キリスト教大学准教授
・上智大学教授に就任
●受賞歴:インディラ・ガンディー賞(国際平和に貢献した人に贈られる)
聖心女子大学は上皇后美智子様が後輩に当たり、長年親交もあったようです。
カルフォルニア大学バークレー校は難問公立大学の一つで世界大学ランキングでは第6位に位置付けされています。
アメリカ公立大学では第2位の難関ですので、すごく頭が良い女性だということが分かりますね。
カルフォルニア大学バークレー校で他にも著名人は
・孫正義(ソフトバンク代表取締役会長)さんも
・牛尾治郎(牛尾電気代表取締役会長)
なども卒業されています。
緒方貞子さんの名言集や本
緒方貞子さんはこれまでにたくさんの本を出版しています。
そこで緒方貞子さんの有名な名言をまとめてみました。
緒方貞子の名言集
●日本のあらゆる若い世代に、
「何でもみてやろう」「何でもしてやろう」という姿勢を、
意識的に持ってもらいたいと思います。
●文化、宗教、信念が異なろうと、
大切なのは苦しむ人々命を救うこと。
自分の国だけの平和はありえない。
世界はつながっているのだから。
●忍耐と哲学をかければ、
物事は動いていく。
●あいまいで不透明な問題などというものはない。
あいまいで不透明と考えるのであれば、それを個々の課題に落とし込み、
課題ごとの方策を考えていくことが肝要。
●熱い心と
冷たい頭を持て。
●最後は理論ではない。
一瞬のカンです。
どれも深い緒方貞子さんだからこそ発することのできた言葉なんだと感じました。
緒方貞子さんの主な著書は以下の通りです。
・紛争と難民 緒方貞子の回想
・転機の海外援助
・私の仕事 国連難民高等弁務官の十年と平和の構築
・グローバル・ガヴァナンスの歴史的変容 国連と国際政治史
・女性と復興支援 アフガニスタンの現場から
・難民つくらぬ世界へ
・戦後日中・米中関係
・世界の難民
などがあります。これだけたくさんの本でリアルに私たちに何かを伝えてくれようとしてくれています。
こうして今も本という形で想いが生き続けているように感じます。
楽天電子書籍なら、ネット上でいつでもすぐに読めますのでおすすめです。
楽天ブックスにも緒方貞子さんの書籍はいくつか販売していますのでのせておきます。
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まとめ
経歴のどれを取っても素晴らしい緒方貞子さん。日本人初めての偉業を次々とこなし、緒方貞子さんには目標に向かう通過点でしかなかったかもしれませんが、やはり同じ人として誇らしく、尊敬の気持ちでいっぱいになります。
私たちが日々今こうして暮らせているのも緒方貞子さんのような世界をより良くと心から変えていこうと行動し続けていて下さったのだと、感謝の気持ちです。
それでは今回は以上となります。
緒方貞子さんの経歴や名言集、本のまとめについてご紹介させて頂きました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
心からお悔やみを申し上げます。
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